久保清隆のブログ

ライフハック、健康、旅行など、役立つ情報を書きます。

同じ時間で成果を10倍あげるための成長法則

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]

今週のプレジデントはとても興味深い内容が多かった。

など。


そんな中で特に気になった部分は次の2つ。

  • 富士山を動かせる人、動かせない人
  • 同じ時間で成果10倍、年収1800万の勉強法

以下、自分の知識も交えつつ要約。詳しいデータや具体例は本書参照。

富士山を動かせる人、動かせない人

「権力も地位もない人間が、とてつもないことを成し遂げる」さまを、
列子は次のような寓話で説いた。


90歳の愚公(愚かな老人)が、大きな山の麓に住んでいた。村人は山を越えるのに苦労していた。
愚公は、家族にこう相談した。
「皆で協力して山を削って平らにし、北に開ける道を作ろう。」
皆、賛同したが、彼の妻が口をはさんだ。
「あなたの力じゃ無理よ。それに堀った土はどうするの?」
皆が「海に捨てればいいよ。やろう。」と言った。
この話を聞いた利口な老人が愚公を止めようとして言った。
「お前は馬鹿だね。余命を考えると草一本抜けるかもわからないよ。」
愚公は答えた。
「わしが死んでも子供がいる。子どもから孫が生まれ子孫は絶え間なく続く。
でも山はこれ以上高くならない。だから平らにできないわけがない。」
利口な老人は言い返すことができなかった。
これを聞いた神様は、愚公の心意気に感じ入り、山を動かした。
「虚仮(こけ)の一念、岩をも通す」という諺は、まさしくこのような話。


一方、列子にはこんな寓話がある。


ある巨人が、太陽に追いつきたいと思い、走って行った。
途中のどが渇いて大河の水を全て飲み干した。
さらに走るうちに乾ききって死んだ。
これは、「虚仮の一念」が残念な結果になった話。


両者の違いはどこにあるのか?
それは、主人公の目指すものが、
「みんなのため(義)」か「自分の欲望(私)」かだ。
愚公は、山があると皆が困るから動かすという大義があった。
だから周りの人も神様も助けてくれた。
巨人の太陽を捕まえたいという行動は、個人の欲望でしかない。
だから応援してくれる人がいなかった。
人のためという「志」か、自分のためという「野望」か、
これが「虚仮の一念」の成否をわけた。

同じ時間で成果10倍、年収1800万の勉強法 〜給料を3倍に増やした人の共通点

4つの楽しむ法則
  • 1.稼ぐ人の66%が、勉強は年収増につながった
    • 勉強が年収のかたちになって返ってきている
    • 81.9%が勉強効果を実感している
    • 78.2%が得意分野の掘り下げができている
  • 2.稼ぐ人は若い頃からアウトプット重視
    • 若いころからアウトプットを意識
      • アウトプットの週刊のあるなしは若い頃に定着し、その後変化しない
    • 読書を実践に生かしている
      • 読書を実践につなげる習慣も若い頃に定着
    • オススメ記事・書籍

  「お金を稼ぐ!」勉強法

  • 3.稼ぐ人とそうでない人で習慣化率に2倍の差
    • 長期ビジョン(5年以上)を持っている
      • 目的なく漠然と勉強しているだけでは、なかなか続かないし成果も出ない
    • 勉強場所はリビングより書斎が多い
      • 気分を勉強モードに切り替えられると、効率が上がるし習慣化しやすい
    • 若い頃に勉強を習慣化
      • 勉強習慣は若い頃に決まる
    • 稼ぐ人は若い時から勉強を習慣化する環境作りに力を入れていた
    • オススメ記事・書籍

  7つの習慣-成功には原則があった! 「続ける」技術

  無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

加速度的に成長する3つの仕組み
  • 1.稼ぐ人は頭の中にフレームワークができている
    • 頭の中に知識を整理、収納しすぐに引き出せるフレームワークがある
      • 知識を体系立ててインプット、アウトプットができる
    • 自分の世界観を持っている
    • 強みを3つ以上持っている
    • 知識、スキルの幅が広く、それらをつなげ相乗効果を出せる
    • 自分の意見が言える
    • オススメ記事・書籍

  勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

  • 2.稼ぐ人は読書量、勉強量が2倍
    • 月に10冊以上本を読む
    • 平日の平均勉強時間は一日2時間弱
    • 休日の平均勉強時間は一日2時間
  • 3.稼ぐ人は若い頃から年間20万自己投資
    • セミナー
    • スクール
    • 書籍
あらゆるものから学ぶ2つのコツ
  • 1.稼ぐ人の37%は社外人脈から学ぶ
    • セミナーに参加
    • 社外のライバルが刺激に
    • 積極的に外部から教えを請う

※セミナー情報のあるページリンク

  • 2.稼ぐ人は学術論文も読んでいる
    • 学びの対象が広い
    • 学術論文や研究論文を読んでいる

学術論文の検索にはGoogle Scholar


この内容で650円はお買い得。

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2009年 4/13号 [雑誌]




お読み頂きありがとうございます。
少しでもお役に立てたらクリックお願いします↓。
にほんブログ村 IT技術ブログ プログラム・プログラマへ人気ブログランキングへ Subscribe with livedoor Reader