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久保清隆のブログ

ライフハック、健康、旅行、ビジネス、広告など、役に立つような情報を書きます。

作家から学ぶ、ブログの文章をレベルアップさせる方法

仕事術

ブログを書くときに参考になりそうなので読んでみた。
基本的には本の書き方について書かれている本だが、

  • 何を書くか
  • 文章の書き方
  • 文章の磨き方

については、ブログを書く際に大いに活かせると感じた。特に、『一般的なブログの文章』と『本の文章』の質の違いについての指摘があり、ブログの文章の足りないところが示されているので、ブログの文章をレベルアップさせるヒントになる。
実際に著者は50冊以上の本を書かれているので、本の書き方について知りたい人にももちろん参考になりそう。
ブログの文章をレベルアップさせるために有効な点をまとめた。

新・いますぐ本を書こう!

新・いますぐ本を書こう!

【目次】
序 章 本を書くということ
第1章 本を書くためにすること
第2章 文章を磨く
第3章 何を書くのか
第4章 文章を考える
第5章 本の書き方
第6章 本の書き方 上級編

何を書くか

  • 文章を書くということ
    • 自分にしか書けないものにする
    • 心をこめて書く
    • 読者に読んで頂けるに値する文章に仕上げていく
  • 自伝的文章、自分史
    • 過去を思い出しつつ書き進めることで得られることは山ほどある。
    • 文章を書く上での順序の問題という難問が、自伝的なものでは解決しやすい。
    • 自分が変わるため。自分は本来こういう人だった、自分がこれから何を目指し、何を大切にしていくかが見える。
  • エッセイ
    • 読者に感動や共感を与えることのできる材料と、自分の心をこめて書いた文章があればよい。
    • 個人に日記ではなく、他人に読んだもらうことを目的とするため、文章の読みやすさや情報の正確さをこころがける。
    • 公開のものとなるため、他人のプライバシーにも配慮する。
    • 自分自身のオリジナルな視点や考え方が必要。たくさんの人がこれまで書き、どこにでも出てくる話は極力避ける努力をする。そうでなければ自分が書く意味がない。
  • 得意分野について書く
    • 自分の得意分野を持つことが大きな武器となる。一つではなく、いくつか持つことで、相乗効果が生まれ、自分にしか書けない文章となっていく。
    • 例えば、斎藤孝さんは、教育学、身体論、コミュニケーション論。
    • 村上春樹さんは、フィッェジェラルドやサリンジャーなどのアメリカの小説を何度も何度も味わい、分解して研究し、そして翻訳してみて自分のものにすることで、自分の小説にもひとつの村上ワールドを作り上げられた。
  • 得意分野の作り方
    • 自分の携わっている仕事
      • プロとして仕事やその周辺のことに関して勉強や研究をしているので得意分野になりやすい。
      • その分野に関する歴史から、現在の最高水準の知識・情報などを書籍や資料から集め、一流の人たちからも話を聞き、自分なりの方向を見出す。
      • そして、少しずつでも文章を書いてみる。この努力を続けていれば、必ず社会に注目される。
      • 神田正典さん、本田健さん、土井英司さんは仕事を活かしている
    • 自分の好きなこと
      • 好きなことはやっていて楽しいし、書くための勉強も資料集めも苦にならない。
      • 自分の本当に好きなことは逆に文章を書くことでわかることもある。

文章の書き方

  • 特定の人を想定して書く
    • 書き続ける意欲がわくためには、ある特定の読み手を想定し、その人に向って書いていくこと、自分の書いた文章を実際に読んでくれてほめてくれたり感動してくれる人がいることが必要。
  • 文章は原則短く書く
    • 四十字以内だと読みやすい。
    • それ以上になると、何を言っているのかわかりづらくなってくる。ただし、長くてもわかりやすい文章もあるので、わかりやすければOK。
  • 文体の特徴をふまえて、文体を選ぶ
    • である体
      • 自分の考えていることをストレートに表現しやすい
      • 歯切れが良い
      • 語尾の処理が「です・ます体」より楽。
    • です・ます体
      • 自分の意見を、読み手に柔らかく伝えてくれる。話しかける感じになる。
      • 表現が全体的に優しいタッチとなる。
      • とげとげしさが少なくなる。
      • 語尾が単調になりやすい。
    • です・ます体の語尾の変化への工夫
      • 名詞や体言止めにする。
      • 「です、ます」を「でしょう、ましょう」にする。

文章の磨き方

  • 好きな作家や尊敬する作家の文章をまねする
    • これが文章が上手くスラスラ書けるようになる秘訣。
    • 繰り返し読んで暗記するほどまでになる。
    • 好きな文章や忘れたくない文章をカードやノートに書き写していく。
      • この文章は素晴らしい、この書かれている内容に感銘した、論理の組み立てが良い、言葉が美しい、リズムが最高、などについて。
    • これは後々大きな財産となり、必ず自分らしいよい文章となってくる。
  • 読み手に対して自分の想い、考えを必ず伝えるぞという強い思いと、そのための工夫を日々続けていく。
  • メモ・手帳を活用する
    • 文章はその人でなければ書けないことを書くから価値がある。そのためには体験を忘れないようにメモする。
旅先で何か興味深いことがあったら、短くてもいいからメモをしておくこと、これが旅行記を書くときのコツだ。人間の記憶力ほど不正確で危ういものはない。
  • 自分の書く文章を読むに値する文章にするには、自分のオリジナルな視点とオリジナルな取材、オリジナルな感じ方が大きなポイントとなる。
  • 人生の重荷や失敗を書く
    • 自分のどうしようもない重荷や失敗、欠点などを書くことで、読む人にインパクトを与えられる。他人の重荷や失敗でも自分の問題として考え、感じ、文章に表現できるようにする。
  • 個人的体験が財産となる
    • 人はつらい時、困難な時の方がよく考えるし、感じる力が増す。だから人生の大変な時こそ、しっかりと自分のその出来事を観察し、記録する。すると、読むに値する文章になる。
  • 自分にしかない視点を持つ
    • 書かれた文章が読み応えのあるものになる一つの秘訣は、書き手にしかない体験を書いたり、体験から発想されたものであること。
    • その人にしか出てこない着眼点や説得する理由が、読む人を引き付けていく。
  • 文章を書くための旅行や取材のときのアドバイス

民俗学の旅 (講談社学術文庫)より一部を抜粋

(1)汽車へ乗ったら窓から外をよく見よ、田や畑に何が植えられているか、育ちがよいかわるいか、村の家が大きいか小さいか、瓦屋根か草葺きか、そういうこともよく見ることだ。駅へついたら人の乗り降りに注意せよ。そしてどういう服装をしているかに気をつけよ。また、駅の荷置場にどういう荷が置かれているかをよく見よ。そういうことでその土地が富んでいるか貧しいか、よく働くところかそうでないところかよくわかる。
(2)村でも町でも新しくたずねていったところはかならず高いところへ上ってみよ、そして方向を知り、目立つものを見よ。峠の上で村を見下ろすようなことがあったら、お宮の森やお寺や目につくものをまず見、家のあり方や田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目を引いたものがあったら、そこへは必ず行って見ることだ。高いところでよく見ておいたら道に迷うようなことはほとんどない。
(3)金があったら、その土地の名物や料理は食べておくのがよい。その土地の暮らしの高さがわかるものだ。
(4)時間のゆとりがあったら、できるだけ歩いてみることだ。いろいろなことを教えられる。
(10)人の見残したものを見るようにせよ。その中にいつも大事なものがあるはずだ。焦ることはない。自分の選んだ道をしっかり歩いていくことだ。
  • 文章のリズム
    • 文章にはリズムが必要。読んでいて気持ちよくなるリズム、読まずにはいられないリズム、なぜか引き込まれるリズムがある。
    • 文章のリズムは、一人ひとりで違っていて、究極的には、これまでのその人の生きてきた全てが元になってつくられている。
    • 文章のリズムを学ぶには、好きな作家のリズムを研究するのもよい。
  • 自分のとっておきの言葉や好きな言葉を持つ
    • 良い言葉、好きな言葉、使ってみたい言葉、自分にとっておきの言葉などを書きぬいておく。
    • 良い文章を書く人は、豊富な自分のボキャブラリーの中から、適切な言葉を選び出すことができる人。

参考:

語り継ぎたい東洋の名言88―上司から部下へ、親から子へ

語り継ぎたい東洋の名言88―上司から部下へ、親から子へ

語り継ぎたい世界の名言100―上司から部下へ、親から子へ

語り継ぎたい世界の名言100―上司から部下へ、親から子へ

  • 言葉に自分なりの定義をつくる
    • ブログの文章を読んでつまらない一つの理由は、使われている言葉や表現法がほぼどれも同じで新鮮に感じられないから。
    • 例えば、成功とか幸せとかについて自分なりの定義を考える。
  • 改行は多め
    • 改行するか迷ったときは改行する。
  • 接続詞は多用しない。
    • 接続詞を安易に使っていると、文章が平坦となり、立体的なイメージがなくなり、だらだらした文章となる。
    • 同じ接続詞を連続して使わないように注意する。
    • 助詞も同様に連続で使わないように注意する。
  • 文章を口の中(頭の中)で作ってみる習慣を持つ
    • 豊かな表現力、正確な文章力をつけたりするのに有効な一つの訓練法は、普段の生活で、見たり聞いたりして面白いと思うことを、すぐ口で文章にしてしまう、というやり方。
    • 最初は大変だが、続けるうちに楽しくなってくる。
    • 文章を書く人は、この習慣が自然に身についている。
  • 文章の中で、5W1Hを意識する。
  • 推敲する
    • 論理的な矛盾はないか
    • リズムが悪いところはないか
    • 句読点はよいか
    • 改行はおかしくないか
    • 適切でない言葉はないか
    • 陳腐な表現を使っていないか
    • 語尾が同じものが多くないか
    • 接続詞の乱用、同じものを続けていないか
    • 数字の桁は間違ってないか
    • 引用は間違っていないか、出典は間違っていないか
    • 書き出し、結びはいいか
  • 最後に音読する
    • 音読は、文章の直しや、よしあしや、リズム感などがよくわかるため、文章修業になる。


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