久保清隆のブログ

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乗り物酔いはなぜ起きる?乗り物酔いの原因と対策・克服方法

新幹線
最近、新幹線に乗る機会が増えているのだが、作業をしていると乗り物酔いしてしまう。何もせずに何時間も乗っているのは時間の無駄なので、できれば乗り物酔いせずに好きなことをして時間を有意義に過ごしたい。
また、自分が乗り物酔いしないようにすることはもちろんだが、子供が車酔いやバス酔い、電車酔いする場合にも乗り物酔い対策の知識はとても有益だと思う。
というわけで、乗り物酔いを克服する対策を調べてまとめた。


目次

乗り物酔いの原因

乗り物酔いとは、乗り物の揺れや、加速・減速の際に体に加わる加速度によって三半規管が刺激された結果起きる自律神経の失調状態のことを言う。乗り物酔いは動揺病や加速病とも呼ばれている。

直接的原因

乗り物酔いの直接的原因には、以下が考えられる

  • 視覚
    • 強い光
    • 目に入ってくる刺激の強さ(流れる景色のスピードに眼球がついて行けず脳が混乱する)
  • 嗅覚
    • 車内や排気ガスのにおい
  • 触覚
    • 乗り物の揺れによって、内耳にある平衡器官(三半規管)がうまく働かなくなる

間接的原因

乗り物酔いしやすい状態を引き起こす原因としては以下が考えられる。

  • 睡眠不足、過労などの健康状態
  • 車に酔った人を見る、不安感、心配事などの精神不安
  • 自分は乗り物酔いしやすいという思いこみ


乗り物酔い対策・克服方法

乗り物酔い対策は、乗り物に乗る前、乗った後(酔う前)、乗った後(酔った後)にわけられる。

乗り物に乗る前

  • 前日は睡眠を十分にとる
  • 早めに起床し、体操などで体をほぐす
  • 服装は体を締めつけるものは避け、ゆったりとしたものを着る
  • 一時間以上前までに食事をとる
  • 空腹・満腹での乗車は避け、消化の良いものを腹八分目まで
  • トイレに行っておく
  • あらかじめ酔い止めの薬を飲んでおく
    • 「これを飲めば絶対大丈夫」と暗示とともに飲む。

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  • 乗り物酔い対策のグッズを使う(意外に効くらしい)

boarding ring 乗り物酔いを克服できるメガネ (ブラック)

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  • においの強い持ち物は避ける
  • アルコール類を飲む
    • 成人なら少量のアルコール類をとると一定の効果がある。
  • 乗り物酔いになりにくい席を予約する。
    • 揺れの少ない席は酔いにくい。
    • バス酔いの対策
      • 車両前方の進行方向がよく見える席に座る。ただしタイヤの上は避ける。
    • 電車酔いの対策
      • 進行方向の席に座る
    • 船酔いの対策
      • 船の中央部分が揺れが少ないが、窓がないと酔いやすくなることもある。
    • 飛行機酔いの対策
      • 機体の中心よりやや前寄りの重心周辺が揺れが少ないらしい。
  • 自分に乗り物酔いしないという暗示をかける。

乗った後(乗り物酔いする前)

  • 触覚系対策
    • つぼを押す。
      • 合谷(ごうこく) 、内関(ないかん)、窅兌(れいだ)
    • 衣服をゆるめる。
      • ベルトをゆるめるなどして体(特に腹部)を圧迫しないようにする。
    • カーブを予測し、曲がる方向に軽く体を傾ける。
      • 運転手が酔わないのはカーブなど進行方向にあわせて体を動かしているから。自分が運転している気分で乗車してみてください。
  • 視覚系対策
    • 視線を下に向けないようにする。
    • 携帯ゲーム、読書、携帯メールのような眼球の動きを細かくするような行為は避ける。
    • 遠くの景色を眺める。
      • 近くの流れる景色は酔いの元。目の動きを少なくするため、遠くの景色をゆったりと眺めるようにする。目を閉じるのも一つの方法。
    • サングラスをかける。
      • 車に乗ると流れる景色のスピードに眼球がついていけず脳が混乱しこれが酔いの元になる。サングラスでこの刺激を和らげることが可能。また車酔いの一因といわれる強い光にも対応。
    • 眠る
      • 眠っていれば酔わない。
  • その他対策
    • 暗示をかける。
      • 「酔うかもしれない」と不安にならず、「絶対酔わない」と自分自身に暗示をかける。
    • 乗り物酔い防止に効果のある飲食物を摂取
      • さきいか:頭がはっきりして乗り物酔いを予防する。
      • ガム:頭がはっきりして乗り物酔いを予防する。
      • チョコレート:血糖値を上昇させることにより脳を覚醒させ、乗り物酔いが起きにくくなる。
      • あめ:血糖値を上昇させることにより脳を覚醒させ、乗り物酔いが起きにくくなる。
      • 梅干し:大量の唾液が三半規管のバランスを整え、胸のムカつきを除去。
      • ショウガ:胃の粘膜を鎮静化する成分が含まれているため、吐き気を抑える効果がある。吸収力の強いスポーツドリンクに絞り汁を垂らして飲んだり、紅しょうがを噛るだけでも効果がある。
      • 炭酸水:胃の調子、自律神経を整える。炭酸水のアルカリ成分が体を自然な状態に保つ。
    • 乗り物酔いを抑える飲食物を控える
      • 柑橘類:柑橘類(ジュースもNG)は胃腸のぜん動運動の影響を与えるので控える。
  • 胃に湿布をはる。かなり効くらしい。

乗った後(乗り物酔いした後)

  • シートを倒す、または横になる。
  • 窓を開け、冷たい風にあたる。
  • 船の場合は甲板に出て風にあたる。
  • 遠くの景色などあまり変化のない物を眺める。
  • 頭部を冷やす
  • 頭を動かさないようにする。
  • 衣服をゆるめる。
  • 症状が軽いときは軽いストレッチをして緊張をほぐす。
  • 親指の第一関節のあたりを15秒ほど、少し痛いぐらいの強さで噛む。
    • 親指の第一関節の神経は目や耳の神経とつながっている。指を噛むと「痛い」という情報は目や耳からの情報より早く脳に伝わるため、気分が悪くなる情報を遮り、気分の悪さをやわらげる。何度か試してみるとききやすい。
  • 吐き気があるときは我慢せず吐く。
  • 症状が重い時は乗り物から降りる。


所感

自分が乗り物酔いした原因は、睡眠不足、ベルトをきつくしていたこと、下ばかり見ていたこと、眼球を動かす作業をたくさんしていたことだと思う。眼球を動かす作業(読書やパソコン)はしたいので、次回はそれ以外のことで対策を立てて臨もうと思う。


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参考

「乗り物酔い」撃退ブック―遠足も旅行もドライブも楽しくなる! (ビタミン文庫)

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