久保清隆のブログ

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【花粉症の新対策】根本治療できる!?舌下減感作(舌下免疫)療法とは

最近、減感作療法(アレルゲン免疫療法)という、花粉症の根本治療法が注目されている。
今までは基本的に対症療法だったので、根本治療できることはとても画期的。詳しくは「スギ花粉症の舌下減感作療法の臨床研究報告書」(PDFファイル 1.84MB)に書かれている。

減感作療法とは

花粉症を根本的に治療、あるいは症状をほぼ消失または長期にわたって軽減することができる方法として、これまでにわかっているものが減感作療法。アレルギーを引き起こす原因となっている物質(花粉)を定期的に体内に取り入れることで、徐々にアレルギー反応の起きない体質に改善する。
治療方法は2つある。

  • 通院して皮下注射する方法
  • 自宅で投与する方法(舌下減感作療法)

通院して注射する場合は既に保険適用されているがあまり普及していない。理由は、まれに重い副作用があること、実施している医療機関が少ないこと、通院の手間、注射の痛みがある。これらの課題を解決したのが舌下減感作療法。

舌下減感作療法とは

投与期間は花粉シーズンが始まる少し前からシーズンが終わるまで。毎日パンをちぎって舌の舌に入れて、そこに花粉エキスをたらす。少量からはじめ、少しずつ体に慣れさせ、徐々に増量。そうすることで、アレルゲンに接しても過敏にならない体質に改善させていく。
スギ花粉症に対する効果としては、10%の人が根本治療され、50%の人が症状を半分に抑えられ、20%の人が症状軽減、20%の人が変化なし、という状況。
効果はかなり高いが、費用もそれなりに高い。現状だと年間5〜6万円ほどかかる。
ただ、鳥居薬品が開発したものは2013年に保険適用され、自己負担が3割ですむようになる。しかし、この場合、問題が2つある。1つは、2〜3年間の治療中はシーズン外も毎日投与する必要があること、もう1つは、発売年度は2週間分までしか薬が処方できないので頻繁に通院することになること。

それでも花粉症の人にとってはやる価値はあると思うので、まずは病院に行って相談してみるといいと思う。