パーソナルブランド(自分ブランド)とは、あなた自身のブランドのこと。
「あなた」を他の誰でもない「あなた」にしているもののこと。
パーソナルブランド(自分ブランド)を構築した方がいい理由は、
12 Things You Can Do Today to Strengthen Your Personal Brand
の言葉を借りると、
Your personal brand gives people a reason to come to you and not somebody else.
パーソナルブランドが、他の誰かではなく、あなたのもとに人を呼び寄せるからだ。
パーソナルブランドを構築すれば、仕事が舞い込んで来やすくなる、人脈も広がりやすくなる。
マズローの5段階欲求の「承認欲求」も満たされるかもしれない。
ということで、自分ブランドの教科書を読んでパーソナルブランドをどうやって形成すればよいかを勉強した。図解でまとまっていて勉強になった。
今日からできる、『自分ブランド』の作りかた | IDEA*IDEAでは、既にある自分をどうやってうまく宣伝していくか、ということに焦点が置いてあり、参考になった。
本記事では、自分ブランドの質をどうやって高めていくか、ということに焦点を置いてまとめた。
パーソナルブランド構築法としては、
1.現状把握
2.足りない部分を補う
という順序で随時行っていく。
1. 現状把握
自分理解度チェック
- 憧れの人がいる
- 志に燃えている
- 場数を踏むことで自分の特性をつかんだ
- 夢中になれる好きなものがある
- 自分の強みや弱みのバランスをつかんでいる
- 他人の評価に謙虚に耳を傾けてきた
- どの時期に何を成すかを思い描いている
武器強力度チェック
- これは任せろと周りに言える得意分野がある
- 自分の強みを今も磨き続けている
- 仕事以外の時間でスキルを身につけている
- 日々の仕事から任務以上のことを学んでいる
- 会社のためではなく自分のために鍛えた分野がある
- おかしなルールには従わず、結果で勝負している
- 会社の後ろ盾なしで勝負できる力がある
- 失敗から多くのことを学んできた
- 自分の武器でぜひ実現させたいことがある
センス洗練度チェック
- 観察をクセにしている
- 相手の心をえぐるように人の話を聞いている
- 未知の体験に積極的に踏み出している
- いい加減に雑多に情報を集めている
- 一流の人やモノをしっかり追いかけている
- 会えたらこんな話をしたいという人がいる
- ミスマッチの世界を訪れている
- 出会った人やモノを自分なりに分類している
- 感じたことをセンスよく周りに伝えている
表現力向上度チェック
- 自分の思いを断言できる
- 自分らしい言葉を育ててきた
- 表現やしぐさに普段から気をつけている
- 自分を語れるトレードマークがある
- 意外な一面で周りを惹きつけることができる
- 即断即決できる
- 感じたら動くという姿勢を貫いている
ブランド発展度チェック
- 夢や志がどんどん膨らんでいる
- よきライバルが増え続けている
- 師と思える人がずっといる
- カッコイイ大人でいようと努力している
- 新たな挑戦を続けている
- お互いにカバーし合える仲間を増やしてきた
- 夢のために必要な人とのつながりを築いてきた
- 仲間をほめて感謝して輝かすことができる
- 周りの頼みごとを自ら引き受けている
- 下の世代を育てている
- 常に今の自分で勝負している
2. 足りない部分を補う
自己分析をする
就活の王道などを読んで、自分について知る。
自分は何がやりたいのか、何をすると楽しいのか、それを知らないと自分の進むべき道がわからないと思う。
現状に満足しない
今の仕事で自分のキャパシティの限界まで頑張っていると感じても、そこで満足しない。
逆に、どうやったら自分のキャパシティが広がるかを考え、自分のキャパシティを広げて新しいことに挑戦できるようにする。
ルールに潰されないようにする
- 使いやすい人材:ルールを守ることに必死な人
- 唯一無二の人材:結果を出すことに一生懸命な人
すべてのルールに無批判に従っていては、行動の範囲が狭められ、実力を出し切れない。
日常全てが学びの場
つまらない仕事も自分の捉え方しだいで学びの場になる。
その仕事の中で将来の目標に向けて学べることを探すことで、後に役立つ技術や知識、武器が身に付く。
こなすことや楽することだけを考えていては後に何も残らない。
つまらない仕事でも気持ち次第で武器は磨ける。
どうやって武器を磨くかを自分で考える。
仕事に対する意識
以下を意識して仕事をすることで、社内外で通用する強力な武器が磨ける。
- 会社が求めていること
- 仕事相手のためにすべきこと
- 自分の目標のためにすべきこと
自分ブランドに必要な3つの要素
- History:コアとなる武器を鍛えてきた歴史
- Philosophy:人々の心をつかむ信念
- Story:信念を貫こうと動き出した物語
先を見通すには観続けることが大切!
物事から様々な情報をつかむ
→昨日と今日、過去と現在の変化に気づくようになる
→時代の流れや変化を感じられるようになる
若いうちにやっておくべきこと
- 心の引き出しを増やす。
- そのためには新しい体験をする。
- そのためにはとにかく動く、実際に行動する。
- 考えて、さらに行動することで、体験からしか得られないものを得る。
- ただし、体験せずに得られるものは体験する前に得ておき、得る効率を高める。
- 体験しなくても得られるもの、体験しないと得られないものの2種類があることを理解する。
一流の世界に近づく方法
一流や本物の話を耳にはさむ
→調べる
→自分の目で確かめる
→繰り返し確かめる
→その世界が身近なものになる
→ブランドが磨かれる。
一流や本物の話を聞いて他人事と捉えてしまうと、その世界には永遠に近づけない。ブランドも磨かれない。
出会いの極意
- 会いたい人と話したいことをふだんから思い浮かべておく。
- 会えたら尻ごみせず飛び込む。
- 相手にされなくても落ち込まない。
- 断られても何度も懲りずに会いに行く。
センスの磨き方
- センスを磨くには注意深く観察する必要がある。
- 仲間と観察のレベルを競うゲームをしてみる。
- 体験したことや人との出会いを心に残りやすくするおしゃれな演出を考える。
- そのセンスを磨くこと自体を楽しむ。