暮らしのお金を考える本の翔泳社ブックアンバサダーに認定いただいたので、書籍の紹介をさせていただきます。
不動産について、
- 賃貸か購入か
- 購入する場合はマンションか一軒家か、新築か中古か
と悩みが多いと思います。
これには万人共通の正解がなく、人によって何が良いのか異なるので自分で考えることが大切ですが、どうやって考えればよいのかわからないときにこの本が役に立つと思います。
例えば、賃貸か購入かについては、それぞれのメリット、デメリットが本書にまとめられています。
また、この本の特長として面白いのが、色々なパターン（ずっと賃貸、今は賃貸＆退職金で家を購入、今は賃貸＆将来は老人ホーム、現役時代に終の棲家を購入など14パターン）ごとのアドバイスが記載されている点です。自分の当てはまるパターンのアドバイスを見ることで、何に気をつければよいのかなどがわかります。
ライフプラン表の作り方も記載されているので、自分の住まい計画をライフプランと照らし合わせて適切かどうか検証することもできます。人生の見通しを立ててみると、実はもっと早く購入したほうが良いとか、無理して今買う必要もないといったことが見えてきます。
購入に関しては、中古と新築のメリット・デメリット、住宅購入にかかる実際の費用（家を買う場合、住宅の価格以外にも諸費用が発生します）、住宅ローンの種類と選び方、住宅購入に関わる税金、保険、給付金など、事前に知っておいたほうが良い知識がまとめられています。
不動産を購入する際に、把握できていなかった費用などがあると予算が足りなくなって支払いが大変なことになるので、本書などで必要な情報を網羅しておくことは大切だと思います。
また、住宅の選び方だけでなく、住宅ローンの選び方も重要です。
不動産屋さん任せにしてしまうのではなく、自分で色々調べて選ぶことによって金利を下げられ、支払額に数百万の差が出る場合もあります。住宅ローンを選ぶ際の流れや選び方、節約のポイントが本書に記載されているので、自分にとって最も良いローンを選べるようにすると良いと思います。
自分自身、一度住宅を購入、売却した経験がありますが、この本を読んでいればもっとお得に購入できたのに、と思いました。
住宅を購入するか賃貸のままでいくか悩んでいる方だけでなく、実際に購入を決めている方にもおすすめの一冊です。
#翔泳社ブックアンバサダー
