先日、健康診断の結果が返ってきた。
身長体重はほぼ変わらず。
でも大きく変わっていたものがあった。
血圧が上が133mm/Hg、下は83mm/Hgとなっていたのだ。
これはまずい。
そう思っていたら、今日、偶然世界一受けたい授業で血圧に関する講義があった。
血管を若返らせる方法についてのお話。
薬学部で学んだ知識も活かしてまとめておく。
血管を老化させる因子
- 血管が老化する三大原因
- 運動不足
- 不適切な食事
- ストレス
これらが原因で血中コレステロールが上がってしまい、血管は老化する。
- 血中コレステロールが上がる栄養分
- 脂肪
- 塩分
- 血中コレステロール上昇につながる危険な生活習慣
- 家でごろごろ→運動不足
- つまみ食いが多い→過剰な脂肪摂取
- イライラしながら煙草を吸う→血管が縮む
コレステロールが高くなる原因は、生活習慣だけではない。
遺伝的要因もある。
そういう人は特に食事に注意。
血管を若返らせる方法
食事と運動により血管を若返らせる
食事
- 多めに食べた方が良いもの
- とり過ぎない方が良いもの
- 塩分。一日に6gまで。ちなみに日本人の平均は11g。多い。
- 脂肪を多く含むもの
- 例:霜降り肉、洋菓子、ペストリー類、砂糖、果物(ただしVCが多いので適量ならOK)、アルコール
- 特定保健用食品を利用する
- グロビン蛋白分解物
- 「脂肪」の吸収を抑える
- 「脂肪」の代謝を高める
- 「脂肪」を貯まりにくくする
- グロビン蛋白分解物
これはすごい。
脂肪分の多い食事が気になる人は、積極的にこうした食品を摂るとよい。
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運動
- 週二回、20分以上の早歩き
- 早歩きくらいの運動をすると、血管を拡張する物質が分泌され血管をやわらかくする。
- ふくらはぎの運動
- ふくらはぎにある血管は、足の血液を心臓に戻す弁がありポンプの役割を果たす
- ふくらはぎ運動
- 1. 両足を揃えて立つ
- 2. つま先を上げる
- 3. かかとを上げる
- 2と3の動作を10回以上行う
-
- ふくらはぎ+肩を上げる
- 上記の運動に合わせ肩を上げる
- ふくらはぎ+肩を上げる
-
- ふくらはぎ+手を胸の所に置く+肩を上げる
なぜ高血圧は怖いのか?
総務省によると、日本人の死因の約3割が、脳血管疾患と心疾患。
これらは、血管が関わっている。
血管が老化すると、血圧が高くなり、色々な臓器の血管に障害が起こりやすくなる。
特に脳、心臓、腎臓に深刻な障害を起こしやすく、手遅れになると命にかかわることが多い。
故に、高血圧は、「サイレントキラー」と呼ばれる。上記の疾患にかかる可能性が高くなる。
高血圧の新しい知識
最近、医学界でも注目されていることがある。
それは中心血圧(cSBP)。
中心血圧とは、血液が血管にぶつかって跳ね返ってくる圧力。
これが大きいと心臓に負担がかかり、心筋梗塞、脳卒中が起こりやすくなる。
血管が老化していると、中心血圧が高くなる。
※血管の老化とは、血管が硬く、厚く、狭くなること。
心臓が送り出すときの血圧は、従来でいえば「上の血圧」のことを指す。が、厳密には、この収縮期血圧には「心臓が押し出す駆出圧」と「心臓にはね返って来る反射圧」の2つがある。
心臓が血液を送り出して休もうとしたときに、血液が戻ってくるので、心臓に余計な負担がかかってしまう。
「中心血圧で寿命が決まる」と言っても過言ではない。
この値を測定できるところは日本でも増えてきている。
まずは、かかりつけ医に相談する。
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