年末は大掃除をする時期。
年に一度の大掃除なので、できるだけ不要なものは捨てて、年内に確実に掃除を終わらせ、新年をすっきりした気持ちで迎えたい。
でもいざ大掃除に取り組もうとすると、
「何から手をつければいいのかわからない」
「どのように行えば効率的なのかわからない」
「ぬいぐるみやプレゼントなど捨てるに捨てられないものはどうしよう・・・」
といった悩みが出てくる。
そんな悩みを解決するには、効率的に捨てる方法を知る必要がある。
人生がときめく片づけの魔法を参考にして、実体験で効率よく片付けることができた方法をまとめた。
これで、大掃除のときに不要なものを処分する作業を、楽しく効率的に行うことができる。
ステップ1:理想の状態を決める
物を捨て始める前に、「自分がどんな部屋でどんな時間を過ごしたいか」、「なぜそんな暮らしをしたいのか」を考える。まずは思いつくままにどんどん書き出す。すると、自然とどんなライフスタイルがいいのかという理想像が見えてくる。物を捨てるのは、理想像に近づくための作業。理想像が見えれば、自分の理想像に沿って物をさくさく残すものを選ぶことができるようになる。例えば、『優雅な気持ちを味わいたいからゆっくりくつろげる空間にしたい』という場合には、できるだけ物を少なくして、部屋が広く感じられるようにした方がいい。そうすると、不要な本はブックオフに売って、逆に大きなソファは残す、といった感じで選んでいくことで理想に近づくことができる。
ステップ2:『ときめき』を基準に、捨てるものではなく、残すものを選ぶ
捨てる物を選ぶと考えると罪悪感を感じたりしてしまう場合は、発想を切り替えて今必要な物を選ぶと考えると作業ははかどる。その際、選ぶ時の基準となるのが、ときめきを感じるかどうか。ときめくという概念が難しいと思うが、自分の場合は、ときめくものを「持っていて幸せを感じるもの」、「理想のライフスタイルになくてはならないと感じるもの」と考えるとうまくいった。よくわからない場合は、比較するとよい。これとこれはどちらがときめくかを比べることで判断力が磨かれる。
ステップ3:片付けはモノ別に一気に終わらせる。
「毎日少しずつ捨てる」という方法は根気がなければ続かない(もちろん時間がとれない場合は少しずつ行うしかないが)。片付けは、日を決めて一気に行うのがコツ。一気にすませたほうがすっきり感も倍増する。下記の流れで行うとよい。
- まずは同じ種類のものをすべて出す。1種類ずつ行う。
- 次のような順番にすると効率がよい。
- 洋服、バッグ、靴、本、CD/DVD、化粧品、アクセサリー類、生活用品・キッチン用品、思い出の品
- 捨てるのが苦手な人は、範囲を決めて狭いところからスタートするとよい。
- 次のような順番にすると効率がよい。
- 今の自分が使っている物を選ぶ
- たくさんの物の中から捨てる物を選ぶのは難しいが、今自分が使っている物を選ぶのは簡単。「まだ使える」、「いつか着る」、といった基準ではなく、「よく使っている」、「最近着ている」、といった基準を持つ。使わないものなら無駄になっているだけ。それでも迷う場合があれば、それは保留しておく。その時は期限を決めて、その時期が来ても使っていなければ捨てる決断をする。
- 選ばなかった物を捨てる
- 今使っているもの、保留したものを分けたら、その他は必要のないもの。思い切って一気に処分する。
- 捨てる時は、必ずありがとうと言ってから捨てる。そうすることで、理想の状態に近づいていると実感もできるし、残した物はより大切に思えるようになる。
チェックポイント
ここをチェックしておけば、必要最低限は網羅できる。
玄関
- 使わない傘
- はいてない靴
- 捨てる前のゴミ袋
- 段ボールや新聞
キッチン
- 賞味期限切れの食品、調味料
- ずっと使っていない食器
リビング、寝室
- 着ていない服
- 不要な明細書
- 枯れた観葉植物
- 使っていないバッグ
- ヨレヨレの下着
- 枕元の書類
浴室
- 空のボトル
- 排水溝のゴミ
- ほつれのあるタオル
トイレ、洗面所
- 古い化粧品
- 洗面台の鏡
- 水アカ
処分が難しいものの対処法
- 昔の手帳
- 残したいページだけを写真に撮るなどしてファイリング。
- 古い携帯
- データはメモリーカードにコピーするか、専用ソフトでパソコンに保存。
- 携帯ショップや家電量販店に持って行くことでデータの流出を防ぐ。
- プレゼント
- 使わない場合、他にふさわしい持ち主がいると考えて、リサイクルに出す。
- 手紙
- 大事な手紙のみ保存。
- ぬいぐるみ、人形
- お寺に持って行く。1箱5000円くらいのお布施が一般的。
- ボランティア団体に寄付。「人形 寄付」で検索すれば出てくる。
- フリーマーケットに出す。
- お守り
- 授与された神社やお寺に納める。難しければ近くの神社やお寺でも大丈夫。
- アクセサリー
- 基本的には処分。
- リサイクルショップに出す
参考
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