久保清隆のブログ

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茨城県の魅力発見・体験ツアーに参加!予想以上に魅力満載だった


茨城県からご招待いただき、明治150年記念 現代に生きる水戸藩の歴史を巡るツアーで水戸の魅力を体感してきた。

目次


モニターツアースケジュール

  • 7:30 東京駅より貸し切りバスで出発 
  • 10:00 水戸 着
  • 10:00~12:00 明治150年記念講演会参加 
  • 12:30~13:40 昼食「とう粋庵」(黄門料理)
  • 14:00~15:00 偕楽園見学
  • 15:15~16:00 弘道館見学
  • 16:10~17:00 回天神社
  • 17:30~18:00 お菓子夢工場
  • 21:20 東京駅着

東京から水戸へ

東京駅から貸し切りバスに乗って茨城県水戸市へ向かう。

常磐道を走り、利根川を超えると茨城県に入る。

途中、千代田ICでトイレ休憩。ここはコンビニとトイレだけのシンプルな構成で、比較的すいている。


茨城県は北海道に次いで農業が盛んらしい。
田畑が広がっている。

10時過ぎにホテルレイクビュー水戸へ到着。

明治150年記念講演会

ハーバード歴史学者のマイケルソントン氏が「現代に生きる『明治維新と水戸』」 という題目で講演。

水戸学は、明治維新の原動力になった政治思想の学問で、その中の敬天愛人などの思想は吉田松陰や西郷隆盛などの幕末志士を感化させた。
実は資本主義の父、渋沢栄一にも影響を与えていたとのこと。

水戸学は重要だったのに研究が十分にされていないとのことで、これからの研究も楽しみ。


昼食「とう粋庵」(黄門料理)


徳川光圀公(水戸黄門)の食事を現代人の味覚に合うように復元された料理をいただく。
メニューは以下。


ご長寿前菜八点盛

見た目もきれいで、健康に良さそうな素材が使われた前菜。
味もよかった。

大粒の黒豆の納豆は珍しい。

鮮魚のお造りと大子産湯葉

茨城は海も近く魚が新鮮。
湯葉は濃厚で、とても美味しかった。

納豆真丈磯辺揚げ 海老真丈五色揚げ

梅塩をつけて食べるとより一層おいしい。


まごころ豚のつゆしゃぶ

梅が甘酸っぱくて、汁に溶かすと美味しさが倍増。

栗の炊き込みご飯

秋の風味を堪能。

手作りわらび餅 チョコレート羊羹

チョコレート羊羹というのは珍しかった。チョコレート味で食感が羊羹。不思議な感じだが、美味しかった。


ご飯をいただいた部屋はこのような綺羅びやかな装飾がされていた。

階段には、かわいらしい石の像。

一階にはバーカウンターもあった。


千波公園

とう粋庵のすぐ近くの千波公園へ。

ここには光圀公の像が置かれている。


千波湖には鴨や白鳥がいる。人に慣れていて全然逃げない。


千波湖の中にある噴水も美しい。


偕楽園

金沢の兼六園、岡山の後楽園に並び、日本三名園の一つ。
兼六園、後楽園との大きな違いは偕楽園は公園であること。

好文亭

好文亭は、徳川斉昭公の別邸として建てられたもの。
「好文亭」の名前は、梅の別名「好文木」が由来。

好文亭の最上階(3階)「楽寿楼」からの眺めは絶景。

吐玉泉(とぎょくせん)

偕楽園内西部の崖下に設けられる「吐玉泉(とぎょくせん)」。
時間がなかったので、上から写真を撮影。

孟宗竹林

好文亭表門のすぐ近く、偕楽園内北西部に広がる「孟宗竹林」。
数千本の孟宗竹(モウソウチク)が立ち並ぶ景観は圧巻。

偕楽園に関しては、観光スポットがかなり多かったので以下の記事に詳しく記載。園内マップやモデルルートも紹介している。

偕楽園を観光してきたのでその魅力を徹底紹介


弘道館

日本最大規模の藩校。この弘道館を舞台に「水戸学」が発展し、多くの幕末の志士に大きな影響を与えた。
平成27年「日本遺産」に認定されている。

弘道館のマップ

正門(せいもん)〔国指定重要文化財〕


正門柱に残る弾痕。

これは、水戸藩の藩内抗争の最後の激戦といわれる明治元年(1868)の弘道館の戦いのときの弾痕らしい。
この戦火で正門・正庁及び至善堂などを残し、建造物のほとんどが焼失した。

正庁(せいちょう)〔国指定重要文化財〕

畳には家紋が入っている。


文武両道や学問は実践されないと意味がないといった、現代にも引き継がれた重要な思想が書かれている。

至善堂(しぜんどう)〔国指定重要文化財〕

ここは、徳川慶喜が謹慎していた至善堂御座の間。

以下は慶喜が置いていった(忘れていった?)とされる長持ち。

ここにも農人形がある。

慶喜の写真。一番左が慶喜。

孔子廟(こうしびょう)、学生警鐘(がくせいけいしょう)、八卦堂(はっけどう)、弘道館記碑(こうどうかんきひ)、鹿島神社(かしまじんじゃ)、要石歌碑(かなめいしかひ)、種梅記碑(しゅばいきひ)などは時間がなくて見ることができなかった。

次回ゆっくりと訪問したい。

弘道館に関しては動画もあり、詳しく紹介されている。


【絶景茨城/日本遺産】弘道館[4K]茨城県水戸市|VISIT IBARAKI, JAPAN


回天神社

回天神社は、安政の大獄や桜田門外の変などで準じた志士を祀る神社。

水戸黄門に出てくる格さんのお墓。

格さんは、実在していた人物。
朱舜水に学び、漢文などに詳しく、「大日本史」の編集などにも関わっていたそう。

藤田東湖のお墓。
水戸学の大家として著名であり、全国の尊皇志士に大きな影響を与えた藤田東湖は、お酒が好きで、お酒を持っていけば誰とでも話したそう。
とても明るく、人が集まってきたとのこと。
東湖は安政の大地震で身を挺して母親を助けて亡くなったそう。


千波湖、桜川の夕焼け

回天神社からお菓子夢工場へ向かう途中、千波湖付近を通った。
ちょうどマジックアワーで、美しい空を見ることができた。


お菓子夢工場

日が落ちた頃にお菓子夢工場へ到着。

お菓子博物館へ。かわいらしい展示がたくさんある。

キッチン。すべてが白で不思議な感じ。

屋根裏部屋。

子供部屋。

コレクションの部屋。

マリーアントワネット。

文豪たち。

パイとタルト。

アフタヌーンティー的なチョコレート。

ゴージャスなケーキ。

日本の心を映す和菓子。

レトロな雰囲気の駄菓子屋さん。

お菓子博物館では、工場から新鮮なまま作りたてのお菓子が提供されている。
ここでお土産も購入。

茨城県からお土産に水戸銘菓『吉原殿中』をいただいた。
もち米にきなこをまぶしたお菓子で、サクサクしつつももちもちした食感で、甘くておいしい。

ちなみに吉原殿中は茨城県民のソウルフードらしい。


感想

都道府県魅力度ランキングで6年連続最下位となってしまった茨城県。
行きのバスで茨城県公認のvtuberの動画が放映され、最下位であることを嘆いていた。

しかし、茨城県知事が、「隠れた魅力がいっぱいあるのが素晴らしいところ。宝探しの気分で、日本で最も魅力があるとおすすめする茨城県を訪れていただきたい」と仰っていたとおり、魅力があるスポットはいくつもあることがわかった。

個人的に好きなのは偕楽園。
今回は行けなかったが、ネモフィラやコキアで有名な国営ひたち海浜公園、日本三名瀑の袋田の滝、グーグルのCMのバンジージャンプで有名な竜神大吊橋なども魅力的。ちなみに山深い竜神峡を渡すこの橋の長さは375m。

どこもとても美しい景観で、フォトジェニックなスポットとなっている。インスタにフォトジェニックな写真を投稿したいという人にはおすすめ。

また、明治維新に大きな影響を与えた思想がうまれた場所でもあるので、幕末の歴史が好きな人におすすめの観光地。

都心からも近く、ツアーもたくさんあるので、週末などに行ってぜひ茨城県の魅力を満喫してほしい。

もっと茨城のイメージを知りたい人は以下の動画がおすすめ。


水戸藩の歴史を体感しに行ってきました
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