モロッコ旅行記②フェズ〜サハラ砂漠〜オートアトラス山脈の続き。
目次
マラケシュ
マラケシュはベルベル語で「神の国」という意味。モロッコの中心付近にあり、モロッコの中でも特にエネルギーに満ちた街。
色々なところから人や商品が集まってくる。人口は90万人。
まずはランチ。
今回はイタリアンのお店。
定番のサラダ。
ピザがボリューミーだった。
アボガドのジュース。
ふつうにおいしかった。
バヒア宮殿
19世紀後半に当時の大宰相の私邸として立てられた宮殿。
彩り鮮やかなタイル、アトラスシーダー剤の天井に描かれた細密画、壁や柱の彫刻など、美しい宮殿。
開放感があり、涼し気な中庭。
青い空とヤシの木。中にはには木が生い茂っていた。
歴史感のある電球。
美しい天井画。
ここもネコがたくさんいた。
マジョレル庭園
新市街にあるマジョレル庭園へ。
ここは、アールデコの画家ジャックマジョレルが造園し、その後デザイナーのイブサンローランが買い取って修復、経営を始めた庭園。
サボテンなどの南国の植物とコバルトブルーの建物が美しい。
ちなみに、この青色はマジョレルブルーと言われている。
入場料は70DH。美術館は別途30DH。
マジョレル庭園の入り口。
マジョレル庭園のマップ。
サボテンなどに囲まれている噴水。
竹林。涼しい雰囲気でいい感じ。ちょっと京都みたい。
サボテンがたくさんある。
イブサンローランの記念碑への道標。
トンネル。
色鮮やかで美しい。
この先に記念碑がある。
これがイブサンローランの記念碑。
デザイナーが運営しているだけあって、全体としてきれいで癒やされる場所だった。
クトゥビアの塔
マラケシュのランドマーク、クトゥビア。
塔は77mくらい。
夕暮れ時、マジックアワーの景色がとてもきれいだった。
ジャマ・エル・フナ広場
ジャマ・エル・フナ広場を中心としたマラケシュのメディナ(旧市街)は、雑多で人が多く、カオスな感じ。
かつては公開処刑場であり、商人や農民など各地の人たちが集う場所でもあったらしい。
今は、ジャマエルファナーヌ(芸術家たちの広場)とも言われている。
たくさんの屋台、大道芸人、現地の人、観光客などたくさんの人たちがいる。
タジン鍋やフルーツも売られていた。
ジャマ・エル・フナ広場の北側に行くと、世界最大と言われるスーク(商業地区)があり、シルク製品や革製品など様々なものが売られている。
夜になると、より活気が増してくる。
大道芸に集まる人々。ちなみに大道芸を写真に撮るとすぐにチップを要求される。
夜の街並みもきれい。
ジャマ・エル・フナ広場で一番景色がよい(お店の人曰く)というカフェから撮影。
キラキラした商品(ランプなど)を置いている雑貨屋さん。
写真は一枚なら無料で撮っていいということで、撮らせてもらった。
一通り見てホテルへ戻った。
マラケシュのホテル
ホテルは、LES JARDINS DE L'AGDAL HOTEL&SPA(レ・ジャルダン・ドゥ・ラグダル)。
すごくきれいでいいホテルだった。アラビア語だと全然読めない。
真っ直ぐに続く廊下。かなり広い。
部屋はこんな感じ。
洗面所もお風呂もきれいだった。
夕食はビュッフェ。
デザートが特に美味しかった。
彩りも美しい。
濃厚な味のケーキ。
宿泊し、翌日は6:30出発でカサブランカへ。
240km、3.5時間。
バスによる長時間移動はこれが最後。
カサブランカ
カサブランカは人口400万人を超える街。高層ビルが建ち並んだり、道路が整備されていて車がたくさん通っていたりという現代的な部分と、古いモロッコの文化を残したところのあるモザイクのような都市。
気温は比較的暖かく、コートはいらないくらいだった。
ハッサン2世モスク
モロッコ最大のモスク(イスラム教の礼拝堂)。
世界では7番目の広さ。
ミナレット(塔)は200mで世界最高。塔の上部に3つの玉があり、これは現世、来世、神の世を表しているらしい。
コーランの一節「神の座は大水の上にある」とあるため、ハッサン2世は海の上にモスクを造りたいと考え、この地にモスクおw建てた。海側から見ると海の上にモスクが建っているように見える。
大西洋。潮風が気持ちいい。
その後、空港へ向かい、飛行機に乗って、ドバイ経由で成田空港へ。
帰りの便でも通路側の席を指定。
カサブランカ空港では、カサブランカからドバイまでの席しか指定できなかったので、ドバイについてからすぐに座席変更をお願いしたら通路側にしてくれた。
帰りの飛行機も快適に過ごし、成田に到着。
モロッコへの旅行はとても長く楽しい旅行だった。